ニューヨーク回収箱のケータイがアートに変身、台湾で巡回展、「次は東北へ」

ニューヨーク在住のアーティスト・林世宝が、2012年にニューヨークの10カ所に回収箱を設置し、不要になった携帯電話を集めてアートをつくるプロジェクトを進めていたことは、以前にフロントライン本誌でも紹介した。その作品(車)が完成し、このほど台湾での巡回展を開催した。

Linshihpao110415

友達の家のホームパーティーで、その家に転がっている携帯電話を目にして思いついた企画だった。新しく買い換えて使わなくなった携帯電話がどの家庭にも数台はある、という事実に、「偉大な発明と矛盾」というタイトルが浮かんだという。
目標2万個の携帯電話の寄付を呼びかけ、母校である台湾の南山高校で制作をスタート。集めた携帯電話は、5月にニューヨークから台湾に船便で輸送した。延べ40カ国以上の人が協力し、2万5千個ほど使ったという。
10月30日に完成した作品は「F1 (Future No.1)いいねカー:偉大な発明と矛盾」と名づけられた。風が吹き、水が流れるような流動的なラインを取り入れ、着色はせず、電話本体の色をそのまま使い、カラフルに太陽、空、空気を表現。頭は獅子で、タイヤは左右異なる。
11〜12月にかけて、台北市役所、高雄・佛光山などで巡回展を開いた。
余った携帯電話2千個ほどを使って「F1ポリス」も制作。こちらは南山高校に寄付したという。

F1police

「ネバーギブアップの精神で、4年をかけて完成した作品を東日本大震災の被災地である東北に運び、現地の皆さんを激励するイベントをしたいというのが次の夢です」と話している。

◾️詳細:https://www.facebook.com/lin.shihpao

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  2. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  3. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  4. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  5. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  6.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  7. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
  8. 2025年2月8日

    旅先の美術館
    Norton Museum of Art / West Palm Beach フロリダはウエ...
ページ上部へ戻る