4K動画、ドローンやロボット、自動車にも応用 〜 最新チップで処理力増強

 ネバダ州ラスベガスで開催中の2016年国際消費者電子製品見本市(CES=Consumer Electronics Show)では、4K動画が無人飛行機(ドローン)やロボット、自動車、仮想現実にも応用され、4Kが登場して以来最大の市場拡大が期待されている。

 PCワールド誌によると、チップ・メーカーらは、4K動画処理力を搭載したチップ製品にとどまらず、人工知能機能を活用して映像内容の分類や認識を可能にする最新設計のチップをCESで披露している。

 その一社として関心を集めるエンバレーラ(Ambarella、サンタ・クララ拠点、2004年創設)は、ドローンに搭載可能の小型4Kカメラ向けにH2とH12という2種類の省電力型チップを出展している。

 そのほか、イマジネーション・テクノロジーズ(Imagination Technologies)は、4K映像内の対象物を認識するグラフィクス・アーキテクチャーを開発し、それをパワーVRシリーズ7XTプラスというチップ群に統合した。同チップは、仮想現実ヘッドセットやロボット、ドローン、自動車に搭載されるグラフィクス・プロセッサーとして採用される見込みだ。

 チップ業界大手のクアルコム(Qualcomm)も、スナップドラゴン(Snapdragon)の最新型である820Aと820AMという4K対応プロセッサーを披露した。

 自動車メーカーの一部は、スナップドラゴン820Aまたは820AMを採用し、車載ディスプレイ・スクリーンで4K映像の再生を可能にする計画だ。

 さらに、チップ業界大手のエヌビディア(Nvidia)は、パスカルGPU(Pascal GPU)という小型スーパーコンピュータを披露している。パスカルGPUは、弁当箱ほどの大きさのドライブPX2という自動運転車用コンピュータの心臓部分だ。2016年第2四半期に自動車メーカーらに納品されることが決まっている。

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