第18回 多摩美術大学校友会ニューヨーククラブ展「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム 」開催

Photos: Miki Nagano “Spring Sunbeams” 2022, monotype, 5” x 7”

来る9月21日(水)から10月4日(火)まで、多摩美術大学校友会が展覧会を開催する。多摩美術大学校友会ニューヨーククラブは2004年から年1回展覧会を開催し2022年度で18回を迎える。

「ホーム・アウェイ・フロム・ホーム」故郷を離れ異国の地で暮らす作家達が、後に残してきた「日本」をより意識することにより個々の内奥を見据え、ニューヨークという世界のアートマーケットの中心で研鑽し、自らの殻を破るような、創造の成果の発表をする。

今回の展覧会の副題は「Artwork + one(アートワーク・プラス・ワン)」。20名の参加作家達がそれぞれのアートワークに小作品をプラスすることにより、観覧の方々に作品や作家自身、制作活動について、より深い理解をしていただくことを目的としている。
自画像や本絵を制作した際に使用したスケッチ、本絵から派生した作品など、個々の作家の自由な発想から生まれた小作品がプラスされている。

また、展覧会会場では永野みき個展も同時開催する。永野みき氏は石版画と銅版画の多色刷り技法をモノタイプに還元した作品を米国と日本で発表し続けているアーティスト。

■日時:2022年9月21日(水) ~ 10月4日(火)
12:00 – 6:00pm (月– 木) 12:00 – 3:00pm (土) 金・日休
10月4日(火)最終日は、3:00pm 閉館
レセプション:9月22日(木) 6:00 – 8:00pm
■場所:Tenri Gallery, 43A West 13th Street, New York, NY 10011
( www.tenri.org )
■詳細:HP: www.tamabiny.com / FB: www.facebook.com/tamabiny

Photos: Miki Nagano “Gathering Lights” 2022, monotype, 14”x 11”

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る