日本人・日系人が多く住むアメリカの都市ランキング
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- 2023年3月6日
日本国外に住む日本人や日系人は、一時減少傾向にありましたが、再び増加するとみられています。果たして、どの国、どの都市に日系人は多いのでしょうか?そしてその移住目的は何なのでしょうか?解説していきます。
日本国外に住む日本人の数
2022年の外務省の調査によると、海外に住んでいる日本人の総数は130万8,515人。そのうち、成人している人の数は、105万5,864人で、全体の80.7%を占めています。
地域別で見てみると、「北米エリア」が全体の約37.7%で、昭和60年以降ずっと首位を維持しています。次いで「アジア」が約28.4%、「西欧」が約16.3%となっています。これら3地域だけで、海外に暮らす日本人全体の約82.4%を占めています。
国別で見てみると、アメリカが全体の32%、次いで中国が7.8%、3位オーストラリアが7.3%、その後はたタイ、カナダ、イギリス、ブラジル、ドイツ、韓国と続いています。
アメリカに住む日本人の多い都市ランキング
アメリカ限定で見てみると、どの都市が日本人に人気なのでしょうか?
ランキング1位は「ロサンゼルス都市圏」で、6万5,044人住んでいます。2位は「ニューヨーク都市圏」で3万8,263人、3位が旅行先でも大人気ハワイの「ホノルル」で2万3,529人、その後「サンフランシスコ都市圏 」「サンノゼ都市圏」「シアトル都市圏」「シカゴ都市圏」と続いています。
実際、ロサンゼルスやホノルル、シアトルは日系スーパーも多く、アジア系食材も手に入りやすいと言われています。ニューヨークは物価が高いと言いますが、日本食レストランがたくさんあるので、こちらも食事面でホームシックになることはなさそうです。
憧れのハワイに移住する方法
ちなみに、夏や年越しにたくさんの日本人が訪れるハワイに移住するためには、どのような方法があるのでしょうか?その方法は大きく5つあり、
- 抽選グリーンカードに当選する(取得までの期間:約2年)
- 米国人と結婚する(約1年半~)
- 米国への投資(EB-5ビザ:2年~)
- 突出した才能でビザを取得(EB-1〜3ビザ)
- 米国企業に就職をする
となります。決してハードルは低くないですが、日本のパスポートの強さは2023年1月の調査でもNo1となっており、信頼の証となっています。そういう点で抽選移住が可能なことなど有利になっている点がありますので、移住を考えている人は積極的に活用したいものです。
生活にエンタメを取り入れる方法
ニューヨークやロサンゼルスなど、アメリカ本土の都市部であれば、さまざまなエンターテイメントが揃っていますが、そういう地域は一部だったりします。ハワイも観光スポットは充実していますが、居住者向けのエンタメは少なかったりしますし、実はカジノもありません。アメリカ本土であれば、ラスベガスに車や飛行機でさくっと向かうこともできますが、そうはいかないのが離島ハワイです。そんな時に活用できるのが、海外のオンラインカジノです。ライブでプレイできるオンラインカジノもあるので、家にいながらにして、本格的なカジノを楽しむことができます。本場ラスベガスでカジノを運営しているMGMもオンラインカジノには力を入れているので、場所に囚われない極上エンタメが一般の人のものになるのも時間の問題と言えそうです。
日本人の海外進出の未来やいかに?
2023年に入ってからも円安が続いた影響で、「日本人の出稼ぎ」と題してオーストラリアへ移住する若者の増加がニュースになっていました。海外の方が給与がいい状況が続いているので、今後も若者を中心に増加していくかもしれません。しかしその分、海外で成果を出した優秀な日本人が、日本を立て直すために戻ってくるといった出戻り移住も考えられます。うまくそういった循環を作るためにも、日本企業も、例えば北米への越境ECを活性化させるなど、魅力的なビジネスを展開しておきたいですね。
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