「自由がほしい:僕らはアメリカの 強制収容所で大人になった」〜3月4日から全米日系人博物館で
- 2023年2月7日
- イベント

全米日系人博物館(JANM)は、新しい特別展「自由がほしい:僕らはアメリカの強制収容所で 大人になった」展が3月4日に開幕する。この展覧会では、第二次世界大戦中の強制収容という不正義に直面した若い日系アメリカ人が、アメリカ人の若者として自らの立場をどう主張し、誰もが経験する青春期をどう過ごしたのか、その経験に迫る。「自由がほしい」展は 2023年3月4日から10月1日まで開催する。

「当館のボランティアを含む、第二次世界大戦中の強制収容の生存者の多くは、子供時代や青年期に収容されました。現在、彼らは70代、80代、90代といった年齢ですが、自らの経験や歴史、子供時代の教訓を伝えようとするエネルギーと熱意は尽きることがありません。その教訓は今の世代にも共鳴し続けるもので、民主主義を守り、アジア系に対するヘイトや差別、人種的不公正に立ち向かうために不可欠なものです」と館長兼CEOのアン・バロウズ氏は述べた。
この「自由がほしい」展では、写真や個人的な物語、スポーツのユニフォーム、楽器、ボーイスカウトなどのスカウトの記念品といった歴史的な物を通して、戦時転住局の運営していた強制収容所とクリスタルシティーの司法省抑留所で大人になった、若いアメリカ人のたくましさと創意工夫に触れられる。

全米日系人博物館(JANM)について
1985年の設立より、JANM は日系アメリカ人の経験を共有することによって、アメリカの民族的・文化的多様性への理解と認識を深めている。ロサンゼルスのダウンタウン、歴史あるリトルトーキョー地区に位置するJANM は、伝統的な博物館のカテゴリーを超えたハイブリッドな施設で、日系アメリカ人の声を伝えるとともに、あらゆる人が自分たちのヘリテージや文化を探求できる場を提供することを目指している。JANMは、火曜日、水曜 日、金曜日~日曜日の午前11時〜午後5時、木曜日は正午〜午後 8 時の開館。毎月第3木曜日は毎月入館無料、それ以外の木曜日は午後5時~午後8時まで無料。
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