ニューヨーク育英学園、クラウドファンディングを立ち上げ
日本全国震災遺児・災害遺児を学園主催のサマーキャンプへ招待
- 2019年3月11日
- ニュース
東海岸で唯一、全日制での幼小一貫教育(3歳~小6)を行っている米国非営利学校法人ニューヨーク育英学園は、2019年2月28日より、クラウドファンディングサービス「Chuffed.org」で「Study in NY: Fund for Children Who Have Suffered Loss in Japan」支援募集を開始した。本プロジェクトは、アメリカにあるニューヨーク育英学園が日本全国震災遺児・災害遺児を学園主催のサマーキャンプへ招待する企画だ。
https://chuffed.org/project/study-abroad-ny-fund-for-childlen-who-have-suffered-loss-in-japan
多くの人が犠牲になった東日本大震災。同じ日本人として何ができるのかを必死で考えてきたNY育英学園は、震災で親を失ったこどもたちのための支援活動や、ケア施設「レインボーハウス」の建設への協賛、そしてあしなが育英会への義援金の寄付を続けてきた。
そんななか、これまでの支援に加えて心のケアをする支援はできないかと考えるようになり、アメリカにある学園だからこそできる支援として、被災したこどもたちをサマーキャンプへ招待する支援を行うことを決めたという。
2013年夏から始めたこの支援も今年で7回目を迎え、これまでに14名の震災遺児たちを招待してきた。2018年からは、東日本大震災に限らず日本全国の震災遺児に対象を拡大。
参加するこどもたちには学園主催のサマーデイキャンプに参加してもらう。アメリカに住むこどもたちと一緒に遠足に行ったり、ネイティブスピーカーによる英語学習に参加したり、一緒に1日を過ごしながら充実した夏を体験する。
滞在中は学園関係者の家庭でホームステイとなるため、滞在費の負担もなく安心して生活できる。週末には自由行動時間もあり、ニューヨークでの大都市を観光したり、アメリカの広大な自然を味わうアクティビティを楽しんだりできる。
第7回日本全国被災地支援 招待企画 アメリカサマー留学
■期間:2019年7月20~30日
■概要:日本の被災遺児・青少年4名をニューヨーク育英学園へ招待する留学プログラム。参加者4名は、2018年4月26日までに決定。
■参加費:無料
※プログラム中の飲食費、滞在費は無料(学園関係者がボランティアでホームステイで温かくお迎え)。そのほかプログラムにかかる費用などは、学園の資金・日米の企業や個人からの寄付金で賄う。
本校:8 West Bayview Avenue Englewood Cliffs, New Jersey, 07632 USA
代表者:学園長 岡本 徹
設立:1979年11月18日
Tel:+1 (201)947-4832
URL:https://JapaneseSchool.org/
事業内容:米国非営利学校法人
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