利上げ「年内2回、その後も緩やか」に シカゴ連銀総裁

 シカゴ連邦準備銀行のエバンス総裁は5日、香港で講演し「今年2回の利上げと、その後の極めて緩やかな金利引き上げの道筋が現時点で適切と考えている」と述べ、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による3月時点の金利見通しに準じたペースで利上げするのが良いとの見方を示した。

 米経済は今後数年、緩やかなペースで成長すると予想。ただ、世界経済の減速や、今後のドル相場や原油など1次産品の価格に先行き不透明感があることが懸念材料だとし、国内総生産(GDP)や物価の見通しに対するリスクは「下振れ方向に傾いている」と分析した。

 こうした下振れリスクの存在に加え、経済が拡大も縮小もしない状態の金利水準を示す均衡金利が低下しているとみられることを踏まえると、利上げは「極めて緩やかな道筋」が今後3年は適切だとした。(共同)

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