前田投手が地元沸かせる 選手紹介で温かい拍手

 大声援の中、無失点を続けた。大リーグ、ドジャースの前田健太投手(28)が12日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたダイヤモンドバックス戦に先発し、本拠地デビューを果たした。六回まで無失点と好投して球場に詰め掛けた5万3000人を超える観衆を沸かせた。

 前田投手は初登板勝利を挙げた6日のパドレス戦で初本塁打を放って投打に活躍し、地元メディアが大きく扱うなど注目を集めた。試合前の記念式典では選手や監督らが紹介され、打順に従って「9番・投手、ケンタ・マエダ」がアナウンスされると、温かい拍手が湧き起こった。

 かつてドジャースに所属した野茂英雄、黒田博樹(現広島)両投手らも躍動したマウンドで、前田投手は持ち前の粘り強さを発揮した。観客席には熱心な日本人ファンの姿も見られ、カリフォルニア州在住の医師、明田真樹さん(39)は「ホームでの開幕戦だし、先発は前田だし、これは行くしかないと思った。長く活躍してほしい」と誇らしそうに話した。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る