先頭走者、局面転換狙う 民主、共和がNY州予備選

 大統領選の候補者選びは、民主党のクリントン前国務長官(68)、共和党の実業家トランプ氏(69)が各党の先頭を走りながら、党内の指名争いで決着をつけられずにいる。両党は19日、全米屈指の大票田ニューヨーク州で予備選を開催した。2人は地元の利を生かして勝利し、局面を転換したい考えだ。

 クリントン氏は最近の党員集会・予備選でサンダース上院議員(74)に7回敗れており、反転攻勢に出る構え。トランプ氏は今月5日に中西部ウィスコンシン州でクルーズ上院議員(45)に大敗し、勢いに陰りを見せた。出身地のニューヨークで復活を印象付けるシナリオを描く。

 世論調査では、クリントン、トランプ両氏がニューヨーク州で共に優位に立つ。各州で積み重ねてきた指名獲得に必要な代議員の数でもリードしているが、党内のライバルを突き放せていない。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る