ソニー、パナソニック製電池をリコール 〜 バイオに搭載、焼損の恐れが理由

 ソニーは、過熱による焼損が発生する可能性があると判断して、ラップトップ型パソコン製品のバイオに搭載されているパナソニック製リチウムイオン電池パック約1700個をリコール(回収および無償修理)した。

 米消費者製品安全委員会(CPSC)の通達によると、関連する事故や負傷の例はまだ報告されていない。

 ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ソニーは、2014年初頭にパソコン製品の販売を停止し、バイオ関連事業を私企業投資基金運用会社の日本産業パートナーズ(JIP)に売却したが、既存の利用者に対する顧客サービスの提供を続けている。

 問題の電池パックは、2013年に販売されたパソコンに搭載されたもの。リコール対象の機種番号はVGP-BPS26、部品番号は1-853-23-11と1−853−237−21。

 パナソニック製のラップトップ用電池パックに関しては、東芝も3月に米国で約9万1000個をリコールしている。東芝は当時、過熱によって溶けた筐体が4件報告されたが負傷者はいないと報告した。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る