米ライト建築、登録可能性 世界遺産の審査始まる 西洋美術館も決定へ

 トルコ・イスタンブールで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は15日午後、国立西洋美術館(東京)を含む「ル・コルビュジエの建築作品」など新規登録や登録内容の大幅変更が申請されている約30件の審査を始めた。

 米建築家フランク・ロイド・ライトが手掛けた米国内の建物も審査する。ユネスコ諮問機関は登録延期を勧告していたが、当初の10件から4件に絞り、認める可能性がある。

 登録対象には含まれていないが、ライトは日本でも帝国ホテルの旧本館や旧山邑邸(兵庫県芦屋市)を設計した。東京にあった帝国ホテル旧本館の一部は、博物館明治村(愛知県犬山市)に移築されている。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る