「黒幕」送還要求、難題に 米拒否なら対テロ戦障害も

 トルコ政府がクーデター計画の黒幕と非難する米在住のイスラム指導者ギュレン師(75)の送還を求めたことで、オバマ政権は新たな難題を抱え込んだ。引き渡せばエルドアン大統領が強行する反政権勢力の粛清に手を貸したと批判されかねず、拒否すれば対テロ戦でのトルコとの協力に障害となる恐れがある。

 トルコは過激派組織「イスラム国」(IS)掃討を目指す有志国連合の主要メンバー。南部インジルリク空軍基地はシリアやイラクでの対IS空爆の重要拠点で、米政府高官が「トルコなしで作戦は成功しない」と述べるほど、エルドアン政権の協力が不可欠だ。

 カーター国防長官は19日、トルコのウシュク国防相との電話会談で、クーデターの混乱で一時運用を停止した同基地の重要性について議論し、ウシュク氏から「トルコは対IS戦のパートナーであり続ける」との確約を取り付けた。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
STS Career

注目の記事

  1. 2025年12月1日

    就職&雇用ガイド2025
    監修 STS Career https://usfl.com/author/stscar...
  2. 2025年10月8日

    美しく生きる
    菊の花 ノートルダム清心学園元理事長である渡辺和子さんの言葉に、「どんな場所でも、美しく生...
  3. 2025年10月6日

    Japanese Sake
    日本の「伝統的酒造り」とは 2024年12月、ユネスコ政府間委員会第19回会合で、日...
  4. アメリカの医療・保険制度 アメリカの医療・保険制度は日本と大きく異なり、制度...
  5. 2025年6月4日

    ユーチューバー
    飛行機から見下ろしたテムズ川 誰でもギルティプレジャーがあるだろう。何か難しいこと、面倒なこ...
  6.        ジャズとグルメの町 ニューオーリンズ ルイジアナ州 ...
  7. 環境編 子どもが生きいきと暮らす海外生活のために 両親の海外駐在に伴って日本...
  8. 2025年2月8日

    旅先の美術館
    Norton Museum of Art / West Palm Beach フロリダはウエ...
ページ上部へ戻る