電気自動車(EV)メーカー、テスラ・モーターズが2日発表した7〜9月期の世界販売台数は2万4500台となり、前年同期比で2倍以上、四半期では過去最高となった。
ウォールストリート・ジャーナルによると、内訳はセダン「モデルS」が1万5800台、スポーツ多目的車(SUV)「モデルX」が8700台。出荷済みで顧客の元へ輸送中の5500台は、10〜12月期分として計算される。
テスラをめぐっては、運転支援機能「オートパイロット」を作動させていたモデルSがトレイラーに衝突し、ドライバーが死亡する事故が今年5月に発生し、6月末に公表された。しかしその後3カ月のテスラ車の好調な売れ行きは、事故が販売に影響しなかったことを示している。
同期の生産台数は37%増の2万5185台に上り、下半期の生産台数は当初の予定どおり5万台が計画されている。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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