フェイスブック(Facebook)は3日、利用者同士による物品売買を可能にする新サービスをフェイスブック・モバイル・アプリケーションで大幅に強化する計画を明らかにした。
同社は、世界に13億人とも言われるフェイスブック利用者間の物品売買を仲介することで、オンライン競売および小売大手のイーベイ(eBay)やオンライン小売最大手のアマゾン(Amazon)から市場を奪い、存在感のさらなる強化を狙う。
ビジネス・インサイダー誌によると、「マーケットプレイス」と呼ばれる新サービスは、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドの英語圏4ヵ国が対象で、売り手はスマートフォン・カメラで物品の写真を撮ることで出品できる。
フェイスブック・マーケットプレイスでは、売り手の所在地が地図上に表示される。購入希望者は、フェイスブックのメッセージング機能を使って価格や引き渡し方法を売り手と交渉する。
フェイスブックは、それらの取り引きに関与せず、手数料も徴収しない。
米国向けサービスは1週間以内に始まり、その後、ほかの3ヵ国で順次始まる見通し。
フェイスブックには、利用者による売買を可能にする機能がすでにあるが、それはグループ機能の一部として位置づけられ、知らない利用者にとってはわかりにくい存在だった。毎月4億5000万人が既存の売買機能を使っている。
【http://www.businessinsider.com/facebook-marketplace-drugs-animals-adult-services-2016-10】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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