変わるマチュピチュ観光 ペルー旅行、10年で3倍

 【共同】世界遺産のマチュピチュで知られるペルーへの旅行者が増え続けている。治安の改善を背景に10年間で3倍に増える勢いで、政府は南部の観光都市クスコ郊外に大型機発着が可能な新空港を建設して、さらに旅行者を呼び込む考え。インカ帝国時代の遺跡として人気が高いマチュピチュの観光も変わりつつある。

 薄い空気で頭痛に悩まされながら石段を上ると、視界が突然開け、疲れが一気に吹き飛んだ。押し寄せた観光客は歓声を上げ、みな満足げにカメラを構える。マチュピチュを訪れるには、標高3400メートルのクスコから車と鉄道を乗り継がなければならず、アクセスの悪さと高山病が壁だ。

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