F35の開発費削減も 米海軍

 【共同】米海軍制服組トップのグリナート作戦部長は12日、上院軍事委員会の公聴会に提出した書面証言で、3月からの国防費の強制的な追加削減が回避されなければ、最新鋭ステルス戦闘機F35(海軍仕様)の開発費削減は避けられないとの見通しを明らかにした。

 海軍の開発費が削減された場合、F35開発計画全体に影響が及ぶのは避けられない。日本の航空自衛隊が予定している空軍仕様のF35調達にも支障が出かねない状況だ。

 グリナート氏は2013会計年度で86億ドル(約8000億円)が不足すると指摘。アジア太平洋地域に常駐する艦船の海上での作戦日数や航空機の飛行時間も3分の1減らさなければならないと説明した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る