日インドネシアが海賊訓練 シーレーン保全で協力

 【共同】海賊被害が急増しているインドネシアの首都ジャカルタ沖合で14日、日本の海上保安庁の大型巡視船「しきしま」と、インドネシア国家警察の巡視船など6隻が、海賊取り締まりの合同訓練を行った。

 インドネシア周辺はインド洋と太平洋を結ぶ重要なシーレーン(海上交通路)だが、同国の沿岸警備当局は組織が一体化されておらず装備も不十分。日本は日本関係船舶の安全確保の観点から、合同訓練などを通じインドネシア当局の警備能力強化への協力を続けている。

 両国から約180人が参加した訓練は、海賊が船舶を襲い人質を取ったとの想定で実施。乗っ取られた船から海へ突き落とされた人質を救助したり、巡視船に搭載したヘリコプターで被害船に乗り込み海賊を制圧したりする訓練を行った。

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