中国軍の関与濃厚と米紙 ハッカー攻撃、部隊名挙げ

 【共同】ニューヨーク・タイムズ(電子版)は18日、米国の企業や政府機関に対するハッカー攻撃の圧倒的多数に、中国・上海に拠点を置く人民解放軍の部隊が関与している疑いが濃厚だとする記事を掲載した。

 被害を受けた企業などを調査してきた米国のコンピューターセキュリティー企業が19日、攻撃元をたどると人民解放軍の部隊「61398」の本部が入居する上海市のビル近辺に行き着いたとする報告書を公表予定。同紙はこの報告書を事前に入手し、独自に検証したという。

 同紙は情報筋の話として、この部隊が、サイバー空間でスパイ活動を展開する中国の中核組織だとしている。

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