NECと富士通、高位スマートフォンを披露

 NECは、バルセロナで開催中のモバイル・ワールド・コングレス(MWC=Mobile World Congress)で、LCDスクリーンが2枚搭載されたスマートフォンを発表した。

 同機種は、二つのアプリケーションをそれぞれのスクリーンで別々に稼働できるのが特徴。OSはアンドロイド(Android)で、スクリーンの大きさは4.3インチ、解像度はそれぞれ540×960ピクセル。4月に日本で発売される見通し。価格は明らかにされていない。

 一方、富士通は、ウィンドウズ8を搭載したタブレットとアンドロイドOS搭載のスマートフォンをMWCで披露した。

 同社のタブレット「アロウズ・タブQ582/F(Arrows Tab Q582/F)」は、水深1メートルで30分稼働できるのが特徴。画面サイズは10.1インチ。プロセッサーはアトム(Atom)Z2760。3月に1330ドルで日本市場向けに発売される。

 耐水性があるといっても、アップル(Apple)やマイクロソフト(Microsoft)のタブレット高位機種が899ドルであることを考えると、アロウズ・タブの価格競争力は極めて弱いと言わざるを得ない。

 富士通はまた、スマートフォンのアロウズも発表した。タブレットと同様に耐水性。OSはアンドロイド4.1にあたるジェリー・ビーン(Jelly Bean)。プロセッサーはエヌビディア(Nvidia)のテグラ3(Tegra 3)で、画面サイズは5インチ。

 アロウズの解像度は1920×1080。16.3メガピクセルの前方向カメラと1.3メガピクセルの手前方向カメラが内蔵されている。

 かたやノキア(Nokia)は、各社がスマートフォンの高位機種を続々と展示するなかで、下位機種を発表した。

 北米と欧州、そして日韓および中国の一部で高位スマートフォンは記録的に売れているものの、それらの市場は、アップル(Apple)とサムスン(Samsung)の2強に牛耳られている。

 そこでノキアは、ウィンドウズ・フォン8を搭載した下位機種ルミア520(Lumia 520)を先進国のスマートフォン初心者や新興国市場向けに販促する。アフリカや中南米、東南アジア、南アジアといった世界市場で出荷台数を伸ばす戦略と言える。

 ルミア520は、2013年中盤に139ユーロ(約180ドル)で発売される見通し。米市場ではAT&Tが第2四半期中に発売する予定。

 ルミア520は4インチ画面と1GHzのデュアル・コア・プロセッサー、8GBの内蔵フラッシュ・ストレージを搭載する。

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