アルファベット傘下の自動運転技術会社ウェイモは、テキサス州オースティンで従業員向けにロボタクシー(無人タクシー)サービスを開始した。
ロイターによると、同業のゼネラル・モーターズ(GM)傘下クルーズのロボタクシーがサンフランシスコで起こした人身事故の影響で国内での事業を一時停止する一方、ウェイモは事業の拡大を進めている。オースティンでは、ダウンタウン、バートンヒルズ、リバーサイド、イーストオースティン、ハイドパークなど市内の43平方マイル区域で社員が移動サービスを利用できる。
ウェイモは将来、オースティンの一般市民にも自動運転の配車サービス「ウェイモ・ワン」を提供する予定で、始まればオースティンはサンフランシスコ、アリゾナ州フェニックス、ロサンゼルスに次ぐ同社4番目の配車サービス提供都市となる。
ウェイモのサスワット・パニグラヒ最高製品責任者は「テキサスの州都で規律に従って事業展開することで、多くの人に完全自動運転の利点を安全に提供することに一歩近づく」と話している。
同社はカリフォルニア公益事業委員会(CPC)から、ロサンゼルスとサンフランシスコ近郊の複数都市で、完全自動運転の有料ロボタクシー・サービスを開始する認可も取得している。
(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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