上海市、消毒で封じ込め 鳥インフルエンザ、米も注視

 【共同】鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染者が相次いで判明した中国の上海市当局は5日、ウイルスに感染したハトが見つかった同市松江区の卸売市場の危険区域を閉鎖。消毒を徹底するとともに、感染ルートの調査を急いだ。

 一方、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)報道官は4日、「中国での感染拡大についてNSCのスタッフが積極的に監視を続けている」と述べ、オバマ政権として問題を注視していることを明らかにした。

 上海市当局は4日深夜、この市場の中にある生きた鳥を扱う区域を閉鎖し、すべての鳥を殺処分することを決めた。ハトは市場で生きたまま売られていた可能性がある。市場内の設備を徹底的に消毒し、ハトがどこから仕入れられたのか、流通ルートを調べる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る