泥遊びの子に牙むく不発弾 ラオスの被害と支援訴え

 【共同】ベトナム戦争当時に米軍がクラスター(集束)弾を大量投下したラオスで不発弾の被害に遭った住民らが4日、国連本部の会合に出席し、今も子供たちをはじめ多数が犠牲になる実情を報告し支援を求めた。

 対人地雷や不発弾の被害撲滅を目指す「地雷問題の啓発と除去支援の国際デー」の関連行事としてラオスの国連代表部や国連開発計画(UNDP)が企画した。

 8歳の時、北部シェンクワン県で家族のためタケノコ採りの最中不発弾に触れ左手を失い、今は被害者支援活動をしているトウミー・シランパンさん(25)は「事故の時は死んだ方がましだと思った」と振り返った。「だが支えてくれる友達がいて人生に前向きになった。希望をもらった」と支援の大切さを強調した。

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