ディーゼル版「300」投入を検討〜クライスラー
- 2013年4月9日
- 自動車関連
クライスラーは、米国市場でフルサイズセダン「300」のディーゼル版発売を検討している。
デトロイト・ニューズによると、カナダ・オンタリオ州ブランプトンで生産されている300は、欧州でディーゼル・オプションを備えた「ランチア・テーマ」として販売されている。エンジンの製造は、長年のフィアット・サプライヤーで、「ジープ・グランドチェロキー」や「ラム1500」のオイルバーナーを設計するVMモトリが請け負っている。
クライスラー・ブランドのサード・シェハーブ最高経営責任者(CEO)は、ディーゼル版の発売を検討している事実を明かしたうえで、「顧客がどれだけプレミアムに対価を支払うかにかかっている」と語った。
グランドチェロキーと300はいずれも、8速トランスミッションを採用した後輪駆動車だが、グランドチェロキーの3.0リッターV6ディーゼル・エンジンのプレミアムは7500ドルに上る。シェハーブ氏は、2014年に改良される「200」セダンのディーゼル版投入検討にも含みを残した。クライスラーの「Imported From Detroit」キャンペーンの中核をなす200は、14年前半に発売されるという。
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