17日サッチャー氏葬儀 追悼ムード、抗議の動きも

 【共同】8日死去したサッチャー元英首相の葬儀が17日、ロンドン中心部で行われる。エリザベス女王も出席する国葬並みの扱いで、英軍の騎馬隊が葬列を率い、街は荘厳な追悼ムードに包まれそうだ。一方「弱者切り捨ての政治」と批判されたサッチャー氏の葬儀には抗議活動も予想され、警察は妨害に備え厳戒態勢で臨む。

 16日にひつぎが国会議事堂内の礼拝堂に運ばれ、関係者らが追悼行事を開催。葬儀当日は午前10時に霊きゅう車が議事堂を出発、約2キロ離れた教会でひつぎを軍の砲車に移し、葬儀会場のセントポール大聖堂まで約1キロの道を葬列が行進する。

 サッチャー氏が派兵を決めた1982年のフォークランド紛争に従軍した兵士らを含め、軍から約700人が参加。沿道は多くの市民で埋まると予想される。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る