野鳥取引や鳥類観賞禁止 浙江省、防疫措置強化
- 2013年4月19日
- 世界のニュース
【共同】中国浙江省政府は19日までに、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)が野鳥を介して拡散している可能性があることを踏まえ、省内で野鳥の取引を禁止し、サファリパーク形式の動物園などで鳥類の観賞をやめさせる措置を開始した。
中国では、野鳥が捕獲され、ペットなどとして街中でも取引されている。感染者が浙江省など東部のほか、北寄りの北京や河南省にも拡大しており、当局は広範囲を移動する野鳥を対象とした防疫対策の強化に乗り出した。
江蘇省南京市では、野生のハトから同型ウイルスが検出された。中国当局は全国の野鳥の生息地などで、同型ウイルスに感染した鳥がいないか調べている。
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