ダルビッシュ、6回無失点で4勝目 川崎は途中出場で1安打

 【共同】大リーグは24日、各地で行われ、レンジャーズのダルビッシュはアナハイムでのエンゼルス戦に先発し、6回を3安打無失点、11三振の好投で今季4勝目(1敗)を挙げた。試合は11—3だった。

 ブルージェイズの川崎はオリオールズ戦で9回から遊撃に入り、同点の延長11回に勝ち越し点につながる左前打を放った。チームは11回、6—5で勝利。

 ヤンキースのイチローはレイズ戦に「2番・左翼」で4打数1安打。チームは0—3で負けた。ブルワーズの青木はパドレス戦に「1番・右翼」で3打数1安打。チームは1—2で敗れ、連勝が9で止まった。

■直球軸に勝負し11三振 159キロ記録したダル

 3回2死走者なしで迎えた打者への4球目。レンジャーズのダルビッシュが投げた高めの直球は、球場の球速表示で99マイル(約159キロ)を記録した。当の本人はその数字以上に、真っすぐに手応えを感じ取っていた。

 それが出たのがメジャー屈指の強打者、プホルスとの対戦だ。1回は2球で追い込み、150キロ台半ばの直球で空振り三振に。4回には2ストライクから高め真っすぐで中飛に仕留めた。受けたピアジンスキーは「真っすぐは今まででベストだった」と絶賛した。

 4回に味方打線が9点を奪い、試合は一方的な展開になったが「0—0と同じと思って投げた」という。軌道や球速に変化をつけたスライダーとスローカーブと組み合わせて相手を翻弄。11個の三振を奪った投球の軸となったのは直球で「スピードというよりも切れというか、すごく力があった」と納得顔だ。

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