17日目に生存者救出 バングラのビル崩壊
- 2013年5月10日
- 世界のニュース
【共同】バングラデシュの首都ダッカ近郊で起きたビル崩壊事故で、軍などの救助隊は10日午後(日本時間同)、女性の生存者を発見、救出した。4月24日の事故発生から17日目。女性は病院に搬送された。地元のデーリー・スター紙(電子版)は、女性に大きなけがはないと報じた。
救出時の映像では、女性は20〜30代とみられ、担架で運ばれた。
地元メディアによると、女性の名前はレシュマさん。崩壊した8階建てビルの地下部分で、がれきに埋もれて助けを求める声を上げていたところ、救助隊員が気付き、発見から約1時間後に救出された。女性が2階部分で見つかったとの報道もある。
■「私を助けて」届いた叫び 奇跡の救出、笑顔も
「私を助けて」。バングラデシュの首都ダッカ近郊で崩壊したビルの地下に17日間、閉じ込められていた女性の必死の叫びが救助隊員の耳に届いた。10日、奇跡的に救出された女性はほとんど無傷で、担架に横たわりながら安堵の笑顔を浮かべた。
ビルのがれき処理を担当していた救助隊員が大きなコンクリート板を破壊しようと準備を進めていた時だった。「生存者はいませんか」と念のため声を掛けると、がれきの下から女性の泣き声が聞こえてきた。
「私を助けてください。私を助けてください」。驚いた救助隊員ががれきをかき分けると、地下に女性が閉じ込められていた。女性は担架で救急車に運び込まれた際、救助隊員に笑顔も見せた。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ