17日目に生存者救出 バングラのビル崩壊

 【共同】バングラデシュの首都ダッカ近郊で起きたビル崩壊事故で、軍などの救助隊は10日午後(日本時間同)、女性の生存者を発見、救出した。4月24日の事故発生から17日目。女性は病院に搬送された。地元のデーリー・スター紙(電子版)は、女性に大きなけがはないと報じた。

 救出時の映像では、女性は20〜30代とみられ、担架で運ばれた。

 地元メディアによると、女性の名前はレシュマさん。崩壊した8階建てビルの地下部分で、がれきに埋もれて助けを求める声を上げていたところ、救助隊員が気付き、発見から約1時間後に救出された。女性が2階部分で見つかったとの報道もある。

■「私を助けて」届いた叫び 奇跡の救出、笑顔も

 「私を助けて」。バングラデシュの首都ダッカ近郊で崩壊したビルの地下に17日間、閉じ込められていた女性の必死の叫びが救助隊員の耳に届いた。10日、奇跡的に救出された女性はほとんど無傷で、担架に横たわりながら安堵の笑顔を浮かべた。

 ビルのがれき処理を担当していた救助隊員が大きなコンクリート板を破壊しようと準備を進めていた時だった。「生存者はいませんか」と念のため声を掛けると、がれきの下から女性の泣き声が聞こえてきた。

 「私を助けてください。私を助けてください」。驚いた救助隊員ががれきをかき分けると、地下に女性が閉じ込められていた。女性は担架で救急車に運び込まれた際、救助隊員に笑顔も見せた。

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