TPP年内妥結に意欲 米通商代表人事で公聴会

 【共同】米通商代表部(USTR)の次期代表に指名されたフロマン大統領副補佐官は6日、人事承認をめぐる上院財政委員会の公聴会に出席し、年内妥結を目指し交渉中の環太平洋連携協定(TPP)は「革新的な内容になる」と強調。通商代表に就任後は「市場開放、公平な競争条件の確保、通商法の完全執行に努める」と意欲を示した。

 ホワイトハウスで経済政策を取り仕切ってきたフロマン氏は、TPPや欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)に既に深く関わっている。通商代表に就任すれば、TPP交渉の加速へ陣頭指揮を執ることになり、7月下旬に合流する日本には手ごわい交渉相手となることが予想される。

 公聴会では、交渉をまとめる上で必要とされる「大統領貿易促進権限(TPA)」の復活も焦点。通商合意について議会に一括で無修正の承認を求める権限で、財政委のボーカス委員長(民主党)は「月内に超党派でTPA復活法案を提出したい」と発言。フロマン氏は「議会と共に取り組みたい」と応じた。

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