本格交渉に向け態勢拡充 タリバン、和平に本腰
- 2013年6月19日
- 世界のニュース
【共同】アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが、カタールの首都ドーハに事務所を設置する前に、米国やアフガン政府との交渉役として、幹部約10人を新たにドーハに送り込んでいたことが19日、分かった。タリバン幹部が共同通信に明らかにした。
米国やアフガン政府との和平交渉に本格的に取り組むために十分な態勢を取ったとしており、和平に向けた力の入れようがうかがえる。
同国に展開する国際治安支援部隊(ISAF)が撤退を加速させる中、武力闘争だけでなく政治活動も始めることで国内の影響力を拡大させる狙いもありそうだ。
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