GEの環境事業収入、12年は250億ドル
- 2013年7月11日
- 米国ビジネス
ゼネラル・エレクトリック(GE)が2005年に始めた環境対応事業「エコマジネーション」の累積収入が、1300億ドルに達している。
クリーンテクニカによると、エコマジネーションは、エネルギー効率の高い製品を開発・販売して「環境への貢献」と「企業としての成長」の同時実現を目指す事業。12年は20億ドル近い投資に対して、250億ドルの収入があった。「5年以内に会社の総合増収率の2倍の増収を実現する」という当初の目標は既に達成している。
炭素排出量も大幅に削減しており、12年の二酸化炭素(CO2)排出量は04年比で32%減の488万トンだった。
エコマジネーション国際責任者のデブ・フロドル氏は「エコマジネーションはGEの流儀であり、研究、生産開発、営業各部門にしみ込んでいる。環境への影響を大幅に減らしつつ、消費者の多額のコスト削減にも貢献している」と話した。
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