信用報告書の修正拒む〜エクイファクスに多額の賠償命令

 信用報告書の誤りを修正するよう求めても応じなかったとして、大手信用調査機関エクイファクス・インフォメーション・サービシズを訴えていたオレゴン州の女性が30日、1860万ドルの賠償命令を勝ち取った。ただしエクイファクスは控訴する構えを見せている。

 AP通信によると、オレゴン連邦地裁の陪審が評決でエクイファクスに命じた賠償のうち、1840万ドルは懲罰金、18万ドルは補償金。

 原告のジュリー・ミラーさんは2009年12月、銀行へのローン申請が却下されたため自身のクレジット・リポートを確かめたところ、口座の内容や未収金の取立状況、社会保障番号、誕生日など多くの部分で間違いがあるのを発見した。

 このため、09年から11年にかけて8回、エクイファクスに連絡して修正を求め、何枚もの申請書に記入するなどの手続きを踏んだにもかかわらず誤りは修正されなかった。原告は他の信用調査機関のリポートにも同様の間違いを発見したが、他社は求めに応じてそれらを修正した。

 原告代理人のジャスティン・バクスター弁護士は「原告は社会的評価を落とされ、プライバシーを侵害され、お金を借りる機会を失った。障害を持ちクレジットを申請できない兄弟を助けることもできなかった」と話している。

 連邦取引委員会(FTC)の今年の調査によると、消費者1001人が自身の信用報告書2968件を調べたところ、21%に誤りが含まれ、その5%はクレジット申請を拒否される理由になり得る間違いだった。

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