CIA元職員、ロシア亡命 問題の沈静化急ぐプーチン政権

 【共同】ロシアのプーチン政権は、米中央情報局(CIA)元職員スノーデン容疑者に対し1年間の亡命を、申請から約半月で認めた。当初は3カ月以内に結論を出すとしていたが、あえて迅速な決定を選択した背景には、9月に予定されている首脳会談など対米関係への影響を最小限に抑えるため、問題の沈静化を急ぐ思惑がある。

 一方で、米政府の人権侵害を訴える元職員の亡命を認めたことで、ロシアの人権侵害を批判するオバマ政権に一矢を報いた形だ。

 プーチン大統領は、米国批判や新たな秘密の暴露をしないことを条件に元職員の亡命を受け入れた。人権など立場が異なる個々の問題で米国と一線を画しつつも、大枠では対米関係を重視する姿勢を鮮明にした形だ。

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