インドでヒンディー語版刊行 広島原爆テーマの漫画

 【共同】インドの首都ニューデリーで6日夜、広島原爆をテーマにした漫画家こうの史代さんの作品「夕凪の街 桜の国」のヒンディー語版の出版記念会が原爆の日に合わせて開かれ、インド人の若者ら約80人が集まった。

 作品は広島の原爆投下から約10年後と現代に生きる2人の女性の日常を通して、原爆の傷痕と家族の絆を描いた物語。2007年に実写映画化もされた。

 ヒンディー語版は、インド在住の翻訳家菊池智子さんが地元の出版社と企画を進め、国際交流基金の支援で実現。福島市出身で、東京電力福島第1原発事故を受けて出版への思いを強くしたという菊池さんは「核兵器を持ち原発を推進しているインドでも、若者や子どもたちに原爆の恐ろしさが伝わると思う」と述べた。

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