習氏の博士論文に代筆疑惑 英紙報道

 【共同】12日付の香港各紙は、中国の習近平国家主席が取得した北京の名門校、清華大の法学博士号について、他人が博士論文を代筆した疑惑があると報じた。非公表の博士論文のコピーを入手したとする英紙サンデー・タイムズの報道を引用して伝えた。

 国営通信、新華社が公表している経歴によると、習氏は福建省の省長なども務めていた1998-2002年に清華大人文社会学院に在籍し、法学博士号を取得。

 タイムズ紙や香港各紙によると、論文のコピーとされる文書は「中国の農村市場化の研究」との題名で全161ページ。だが、習氏が独自に研究したように見受けられる部分はなく、何人かが政府報告書や外国の論文を基に代筆したようだという。

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