NY市警の路上検査は違憲 人種差別的と米連邦地裁
- 2013年8月12日
- アメリカ発ニュース
【共同】ニューヨークの連邦地裁は12日、ニューヨーク市警察が路上で不審者とみなす黒人らに頻繁に職務質問し、武器や薬物などを持っていないか調べる所持品検査は人種差別的で、不合理な検査の禁止などを定めた憲法修正第4条に違反する、との判断を示した。米メディアが一斉に伝えた。
男性4人の原告が、全米最大の自治体警察である同市警を訴えた訴訟の判決。法律専門家は他地域の警察にも影響する可能性があると指摘している。
ニューヨーク市では2011年、68万回を超える路上検査が行われ、検査の約87%がヒスパニック(中南米系)とアフリカ系を対象としていた。
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