20年前の遺体掘り起こし トルコ大統領に毒殺説
- 2012年10月2日
- 世界のニュース
【共同】トルコからの報道によると、20年近く前に死亡した同国の故オザル大統領の死因に関し、毒殺されたとの遺族の主張を受け、同国の検察当局は2日、西部イスタンブールの墓地でオザル氏の遺体を掘り起こした。
検察当局は、遺体は検査できる状態だと述べ、6日までに調べるとしている。オザル氏は大統領在任中だった1993年4月17日、急に血圧が不安定になり緊急入院、その日のうちに心不全で死亡したとされている。65歳だった。
大統領府が今年6月にオザル氏の死因について疑義があるとの報告書をまとめ、調査開始を決めていた。当時の血液検査の結果が紛失するなど不審な点があったという。
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