制球難でも粘りの投球 7試合ぶり勝利のダルビッシュ

 【共同】5回2死から、レンジャーズのダルビッシュは連続安打を許した。左打者のロニーを迎えた場面で球数はすでに108球を投げていた。最後は懸命に腕を振った速球で中飛に仕留め、5回を2失点。「全部(の球種が)コントロールできていなかった」と話したが、8月12日以来7試合ぶりの勝利を手にした。

 5安打7四死球の内容を考えれば、5回まで粘ったことは称賛に値する。1回は速球の制球が定まらず、7番打者への押し出し四球を含めて4四死球で2点を失った。思うようにストライクが入らず、4回までは毎回四球で走者を背負う展開。だが、気持ちを切らさずに併殺打などでピンチをしのぎ、追加点は許さなかった。

 自身の4連敗に合わせるように、チームは9月に入って大きく失速し、ア・リーグ西地区の優勝争いから後退した。それでも「悪いときもある。そのときにいかにチームの力を合わせて前を向いて戦っていくかだと思う」と前向きに話していたダルビッシュ。完璧からはほど遠い内容ながら、意地の投球で勝利を呼び込み「勝ったことがチームにとって一番良かったと思う」と表情を緩めた。

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