マララさん、自伝出版 銃撃事件を回想

 【共同】パキスタンで女子が教育を受ける権利を訴え、イスラム武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさん(16)の自叙伝「私はマララ」が8日、マララさんが現在居住、通学している英国を含め、世界各地で発売された。銃撃事件の回想や周囲への感謝の気持ちなどがつづられている。日本語版の出版予定は明らかでない。

 マララさんは武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」を批判したことでTTPの標的になり、昨年10月9日、同国北西部スワト地区で下校途中、男に頭部を拳銃で撃たれた。同書でマララさんは、事件後搬送された英バーミンガムの病院で昏睡から目覚め、生きていることを神に感謝し、8千通に上る励ましの手紙が病院に届いていることに驚いたことなどを振り返った。バーミンガムの女子校に通いながらも人権活動家として特別視されることに違和感を覚え「普通のマララでいられた」故郷の学校を懐かしむ心情も吐露している。

 マララさんは事件後、平和や女子教育の推進に関する国際賞を多数受賞、今月11日に受賞者が発表されるノーベル平和賞の有力候補と見なされている。

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