日立ソリューションズとスプランクが提携 〜 日本市場の開拓に大きく前進
- 2013年10月16日
- ハイテク情報
日立ソリューションズとスプランク(Splunk)の両社は15日、スプランク・エンタープライズへのアクセスを日立ソリューションズが日本で再販する業務提携に合意した。
スプランクは、業務運営上のインテリジェンスをリアルタイムで活用できるようにするソフトウェア・プラットフォームを開発しており、その分野では最大手の一角に位置する。
スプランク・エンタープライズは、無数のウェブサイトやアプリケーション、サーバー、通信網、検知器、携帯機器といったあらゆる接続ツールやIT機器から集められる各種の指標やデータ、情報を追跡および分析し視覚化することで、事業運営や業務管理に役立つインテリジェンスを導入企業に提供するプラットフォーム。
サンフランシスコ拠点のスプランクは、ドイツやイスラエル、インド、韓国、ブラジル、台湾、豪州に支社を持ち、企業向けデータ分析ソリューションを世界展開している。
日本は、米国に次ぐIT市場であり、スプランクは日立ソリューションズとの再販契約によって、日本IT市場の開拓に大きく前進した。
デイリーファイナンス誌によると、スプランクのアジア市場担当副社長ロバート・ラウ氏は、「機械によって大量に生成されるデータから業務上の重要な情報や洞察を抽出することに大きな価値があることを日立ソリューションズは認識している」「質の高い優れたソフトウェアを使うことで知られる世界的なIT市場である日本に向けて、スプランク・ソフトウェアが大きな影響力を示せるようにするために日立ソリューションズと手を組めたことに非常に喜んでいる」と述べた。
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