米国とのFTA交渉中断を 欧州議会議長が反発
- 2013年10月24日
- 世界のニュース
【共同】米情報機関がドイツのメルケル首相の携帯電話を盗聴していた疑惑をめぐり、欧州連合(EU)欧州議会のシュルツ議長は24日、EUと米国による自由貿易協定(FTA)締結交渉を一時中断するべきだと反発した。DPA通信が伝えた。
ドイツ人のシュルツ氏は「守るべき基準がある。それがなければ話し合う意味がない」と述べ、米国を批判した。
EUと米国のFTA交渉をめぐっては、7月の初会合前にも米国家安全保障局(NSA)による盗聴活動が問題となり、交渉延期が取り沙汰された。その際は盗聴活動に関する共同部会を設置することで折り合った。
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