内戦の死者12万人超 シリア、人道危機続く
- 2013年10月31日
- 世界のニュース
【共同】シリア人権監視団(英国)は10月31日、内戦が続くシリアで2011年3月に反体制デモが本格化してからの死者が12万人を超えたと発表した。化学兵器の生産機器の破壊作業が完了するなど、化学兵器全廃計画が進む一方で、深刻な人道危機が続いている。
10月30日までの集計によると、死者は12万296人で、このうち一般市民は約4万3000人に上り、子ども約6400人と女性約4300人が含まれるとしている。
反体制派側は武装勢力や離反兵士、外国人勢力を含めて約2万6000人が死亡した。アサド政権側は軍兵士約3万人、親政権の民兵約1万9000人が死亡した。
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