電動バイク、警察が試験導入〜性能高く燃料代安いと好評

 カリフォルニア州で電動バイクを試験的に導入する警察が増えており、その性能や経済性が高く評価されている。

 USAトゥデイによると、シリコンバレーに近いサンマテオ市の警察は、これまでにゼロ・モーターサイクルズ(同州)の電動2輪車「ゼロ」1台を購入した。ベイエリアではほかにも複数の市警が同モデルを試験導入している。

 ゼロの警察用モデルは、軽量で従来のオートバイより荒れた道を走りやすく、静かで排ガスもない。ジョン・ロイド副社長は「世界中の警察の要請を満たすため専用に開発されたオートバイなので、当社の製品を選ぶ警察が多い」と話している。

 サンマテオ市警も「車の間を走る時の操作性が良く、バッテリーはパワフルで、電気代は1マイル当たり1セントしかかからない」と感心しており、マイケル・キャラジー本部長補佐は「既存の車両にゼロを加える決断は実に簡単だった。これまでのバイクのような異臭や騒音を出すことなく任務が遂行できる」と話した。

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