東芝、新型アンコアーを発売 〜 ウィンドウズ系タブレットでデル製に対抗

 東芝は、インテル(Intel)の省電力型プロセッサー「ベイトレイル(Baytrail)」とウィンドウズ8.1(Windows 8.1)で走る新型タブレットのアンコアー(Encore)を発表した。

 小売希望価格は329ドルだが、299ドルで販売されている。

 消費者向けタブレット市場は、大きさでは7インチ型と8インチ型、そして10インチ型に大別でき、プラットフォームにはアンドロイド(Android)、iOS、そしてウィンドウズの3種類がある。

 テック・メディア・ネットワーク誌によると、東芝のアンコアーは、8インチ型ウィンドウズ系タブレット市場でデル(Dell)のヴェニュー8プロ(Dell Venue 8 Pro)と直接競合する主要機種となる。

 新型アンコアーは、8メガピクセルのカメラとマイクロHDMI、エックスボックス・ワン・スマートグラス・アプリケーション、スカイプ用デュアル・マイクロフォン、ビデオ・チャット、30日間の無料スカイプ通話といった機能および特典を備え、デルのヴェニューに打ち勝つことを狙う。

 タブレット市場は現在、アップル(Apple)のアイパッド(iPad)とサムスン(Samsung)のギャラクシー、アマゾン(Amazon)のキンドル・ファイヤーHD(Kindle Fire HD)、グーグル(Google)のネクサス(Nexus)、そして、マイクロソフトのサーフェス(Surface)が人気機種と位置づけられる。

 東芝は、パナソニックの業務用タブレットを除けば、北米市場で主要タブレット・メーカーに対抗する唯一の日本メーカーと言える。

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