車のナンバーを無差別に記録〜警察、プライバシー侵害の懸念も
- 2012年10月17日
- 米国ビジネス
監視カメラ技術の発達とコスト低下に伴い、警察が一般市民の位置情報を無差別に記録する例が増えており、プライバシーに関する議論を呼んでいる。
■善良な市民の情報も収集
ウォールストリート・ジャーナルによると、カリフォルニア州サンリアンドロ市警察は2年以上前から、パトカーで巡回中の警官が車のナンバープレートを撮影し、その時間や位置情報を記録している。警察は、盗難車の追跡、未払いの罰金の徴収、犯罪容疑者の車の捜索などにこの技術を使っていると説明しているが、何も問題を起こしていないのに毎週のように自分の車が撮影されているという市民の1人は「自分は何も悪いことをしていないのになぜこうした情報が蓄積されているのか」と疑問に… 続きを読む
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