車のナンバーを無差別に記録〜警察、プライバシー侵害の懸念も

 監視カメラ技術の発達とコスト低下に伴い、警察が一般市民の位置情報を無差別に記録する例が増えており、プライバシーに関する議論を呼んでいる。

■善良な市民の情報も収集

 ウォールストリート・ジャーナルによると、カリフォルニア州サンリアンドロ市警察は2年以上前から、パトカーで巡回中の警官が車のナンバープレートを撮影し、その時間や位置情報を記録している。警察は、盗難車の追跡、未払いの罰金の徴収、犯罪容疑者の車の捜索などにこの技術を使っていると説明しているが、何も問題を起こしていないのに毎週のように自分の車が撮影されているという市民の1人は「自分は何も悪いことをしていないのになぜこうした情報が蓄積されているのか」と疑問に… 続きを読む

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  2. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  3. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  4. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
  5. 私たちは習慣や文化の違いから思わぬトラブルに巻き込まれることがあり、当事務所も多種多様なお...
  6. カナダの大西洋側、ニューファンドランド島の北端に位置するランス·オー·メドー国定史跡は、ヴァイキン...
  7. 2023年12月8日

    アドベンチャー
    山の中の野花 今、私たちは歴史上経験したことのないチャレンジに遭遇している。一つは地球温暖化...
  8. 2023年12月6日

    再度、留学のススメ
    名古屋駅でホストファミリーと涙の別れ(写真提供:名古屋市) 以前に、たとえ短期であっても海外...
ページ上部へ戻る