反体制地区を懲罰で破壊 シリア政権、人権団体報告

 【共同】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは30日、シリアのアサド政権が反体制派寄りの地区の住宅を、懲罰として意図的に破壊しているとの報告書を発表し「国際法違反」として即時停止を求めた。

 それによると、2012年から13年にかけて首都ダマスカス周辺と中部ハマの計7地区で、サッカー場200面に相当する範囲の集合住宅など数千棟が、軍の監督下で爆発物やブルドーザーを使って破壊された。予告はほとんどなく、補償もされていない。

 反体制派民兵がこうした地区で政府軍と交戦した後に破壊が行われる事例が多く、軍事的な必要性もみられなかった。報告書は衛星写真や目撃者の証言に基づいている。

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