「安全帽」普及するか 見た目や投球への影響懸念
- 2014年2月4日
- スポーツニュース
【共同】大リーグ機構が、強い打球から投手の頭部を保護するための特殊な帽子の使用を認めた。AP通信によると、ジャイアンツのロペスが「投手が守られるのであれば価値がある」と話すように歓迎の声が上がる一方で、投球への影響や見た目の悪さから使用に否定的な意見もある。
この帽子は額や側頭部などを守るために緩衝材が付けられ、通常のものより6〜7オンス(約170〜200グラム)ほど重い。開発した会社によると額では90マイル(約145キロ)、側頭部では85マイル(約137キロ)の打球の衝撃に耐えられるという。
安全面のことだけ考えれば、当然通常の帽子よりも優れている。ただツインズの抑え、パーキンスは重さに言及した上で「捕手のヘルメットのようなものをかぶって投げることは想像できない」と投球への影響を懸念。ドジャースのエース、カーショーも「慣れるのが大変。正直、格好良くないしね」と語った。
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