国会序盤の首相答弁 与党から独走警戒論

 【共同】2013年度補正予算が6日、成立した。安倍晋三首相は国会序盤の本格論戦となる5日間の衆参両院予算委員会で、憲法改正や集団的自衛権の行使容認など「安倍印」の鮮明な課題を随所でアピール、高い内閣支持率を背に実現へ意欲満々だ。ただ実際に成し遂げるにはハードルは高い。与党内で首相独走への警戒感も芽生えている。

 「この50年間で安全保障環境が大きく変わった。国境を越えて脅威はやって来る」。6日の参院予算委で、首相は集団的自衛権の行使を容認すべきだと力説。「一国のみでは自国を守れない時代だ」(4日の衆院予算委)として、日米同盟堅持の観点から強い決意を示した。

 改憲にも意欲をのぞかせる。「憲法が国家権力を縛るというのは、王権が絶対権力を持っていた時代の考え方だ。今は国の形、理想を語るものだ」(3日の衆院予算委)との持論を展開。教育分野では「道徳を特別の教科と位置付け、抜本的な改善充実を図りたい」(同)と強調した。

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