覚せい剤所持容疑5人逮捕 メキシコ船便で大量密輸か

 【共同】神奈川、福岡両県警は7日までに、大量の覚せい剤を所持したとして覚せい剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで、メキシコ人の自称牧場経営ダニエル・オルティス容疑者(39)とペルー人2人、日本人2人の計5人を逮捕した。

 覚せい剤はメキシコ発の船便で博多、横浜港に輸入された石材内に隠され、両県警は組織的な密輸事件として捜査。覚せい剤は少なくとも100キロ以上に上るという。

 逮捕された日本人は、自営業下栗利久容疑者(49)=鹿児島市山之口町=と、石材業桑畑和郎容疑者(52)=同市鴨池新町。神奈川県警によると、5人はいずれも容疑を否認している。

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