コロラド旅行の人気高まる〜1月のマリフアナ販売解禁で

 コロラド州で今年1月から嗜好品としてのマリフアナ(大麻)販売が解禁されたことを背景に、同州への旅行に興味を持つ人が急増していることが、ボストンの旅行サイトHopper.comの調査で分かった。

 同サイトでコロラド州都デンバーへの航空便を検索する人の割合が、昨年12月に全米平均の6.3%に上昇し、1月には14%まで高まったという。出発地別に見ると、デンバー旅行への興味が最も高まったのはテネシー州ナッシュビル(63%増)で、ミネソタ州ミネアポリス(58%増)、ミシガン州デトロイト(53%)、オハイオ州シンシナティ(47%)が続いた。

 Hopperのデータ分析責任者パトリック・サリー氏によると、コロラド旅行の興味が高まった地区に薬物規制の厳しい地区が含まれているのは偶然ではない。同氏は「人々が何を目的にフライト情報を検索しているのか正確には分からないが、(マリフアナ)需要への反応であることがうかがえる」と話した。

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