男女平等の実現訴え 国連でクリントン氏

 【共同】クリントン前米国務長官は7日、ニューヨークの国連本部で「国際女性の日」(8日)を記念したイベントに出席し、男女平等の実現が「21世紀に積み残された重要課題だ」と語り、女性の権利向上を訴えた。

 次期大統領選への動向が注目されるクリントン氏は演説で、学校に通う少女や、選挙で選ばれる女性が世界的に増え、多くの差別的な法律は廃止されたと歓迎した。

 一方で「(女性の)完全な参画が実現した国は一つもない」と強調。「健康状態が悪く、食事も、給料も与えられない人口の大部分は、女性や少女だ」と語った。

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